作り手によって工程も味もこだわりもさまざまなので、へしこ作りに正解はないといってもいいでしょう♪というよりぜんぶ正解!という感じです(*^^*)
これが、わたしが長年続けてきた栄養満点の魚のぬか漬け「へしこ」の製法です。
4回に分けてご紹介していきますね。
今日はへしこ作りの第一工程【塩漬け編】です。
【鯖のへしこの製造方法①】 ちょうべい流 ~塩漬け編~
脂の乗った鯖を塩漬けにする
へしこ作りは、原料となる鯖が旬を迎える、秋から冬にかけて行われます。
ちょうべいでは2.3月が塩漬けの最盛期です。
この時期に獲れたの脂の乗った鯖を開いて、エラや内臓を取り除いてきれいにした状態で樽に塩漬けにしていきます。
(国産の鯖を使うのがこだわり。近年は女川や八戸、銚子産が多いです)
(背開きにして腹を洗います)
(開いた鯖に塩をまわします)
(まるまると良い鯖は、脂がのって美味しいです)
(塩をした鯖を樽に並べて漬けていきます)
(1樽に約80本を目安にしています)
たっぷりの塩をした鯖を樽に詰め込み、重石をします。
4〜5日目には水が上がってきます。待つこと2週間。鯖はたっぷりの塩水につかっています。
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